VBAリファレンス
Rangeオブジェクトのメソッド一覧

エクセルの各種一覧、Excelリファレンス
公開日:2013年5月以前 最終更新日:2020-03-18

Rangeオブジェクトのメソッド一覧


エクセルの基本である、Rangeオブジェクトのメソッドの一覧です。


太字リンク付きは、詳細解説ページ、または、応用したVBAコードがあるページにリンクしています。

Excel2010までのRangeオブジェクトのメソッド一覧

名前 説明
Activate 単一のセルをアクティブにします。セルは現在の選択範囲内にある必要があります。
AddComment 範囲にコメントを追加します。
AdvancedFilter 検索条件の範囲に基づいて、リストにフィルタをかけます。
AllocateChanges OLAP データ ソースに基づく範囲内の編集されたすべてのセルに書き戻し操作を実行します。
ApplyNames 指定したセル範囲のセルに名前を付けます。
ApplyOutlineStyles 指定したセル範囲にアウトラインの既定のスタイルを適用します。
AutoComplete オートコンプリートのリストから、一致する文字列を取得します。
AutoFill 指定したセル範囲のセルに対してオートフィルを実行します。
AutoFilter オートフィルタを使用してリストにフィルタをかけます。
AutoFit 対象セル範囲の列の幅や行の高さを内容に合わせて調節します。
AutoFormat 定義済みの書式を使って、指定されたセル範囲の書式を自動的に設定します。
AutoOutline 指定したセル範囲のアウトラインを自動的に作成します。
BorderAround セル範囲に罫線を追加し、追加した罫線の Color、LineStyle、Weight の各プロパティを設定します。
Calculate ワークシートの指定したセル範囲の計算を実行します。
CalculateRowMajorOrder 指定されたセル範囲を計算します。
CheckSpelling オブジェクトのスペルをチェックします。
Clear オブジェクト全体をクリアします。
ClearComments 指定されたセル範囲からすべてのコメントを消去します。
ClearContents セル範囲から数式と文字をクリアします。
ClearFormats オブジェクトの書式設定をクリアします。
ClearHyperlinks 指定された範囲からすべてのハイパーリンクを削除します。
ClearNotes 指定されたセル範囲内のすべてのセルからコメントを削除します。
ClearOutline 指定した範囲のアウトラインを消去します。
ColumnDifferences セル範囲内の各列のセルと指定したセルとを比較し、内容の異なるすべてのセルを表す Range オブジェクトを取得します。
Consolidate 複数のワークシートにある複数のセル範囲を、1 枚のワークシートの 1 つのセル範囲に統合します。
Copy セル範囲を、指定したセル範囲またはクリップボードにコピーします。
CopyFromRecordset ADO または DAO の Recordset オブジェクトの内容をワークシートにコピーします。データは指定したセル範囲の左上隅を起点として貼り付けられます。
CopyPicture オブジェクトをクリップボードへピクチャ (画像) としてコピーします。
CreateNames シートにあるラベルの文字列に基づいて、指定したセル範囲の名前を作成します。
CreatePublisher 指定されたキーワードは Macintosh でのみ使用されます。このキーワードの詳細については、Microsoft Office Macintosh Edition 付属の言語リファレンス ヘルプを参照してください。
Cut 指定されたオブジェクトを切り取り、クリップボードに保存するか、指定したセル範囲に貼り付けます。
DataSeries 指定されたセル範囲にデータ系列を作成します。
Delete オブジェクトを削除します。
DialogBox Microsoft Excel 4.0 のマクロ シートのダイアログ ボックス定義テーブルで定義されているダイアログ ボックスを表示します。
Dirty 次回の再計算が発生したときに再計算する範囲を指定します。
DiscardChanges 編集されたセル範囲内のすべての変更を破棄します。
EditionOptions 指定されたキーワードは Macintosh でのみ使用されます。このキーワードの詳細については、Microsoft Office Macintosh Edition 付属の言語リファレンス ヘルプを参照してください。
ExportAsFixedFormat 指定された形式のファイルにエクスポートします。
FillDown 指定したセル範囲の先頭行のセルを下側にあるセルにコピーします。
FillLeft 指定したセル範囲の右端のセルを左側にあるセルにコピーします。
FillRight 指定したセル範囲の左端のセルを右側にあるセルにコピーします。
FillUp 指定したセル範囲の下端のセルを上側にあるセルにコピーします。
Find 指定されたセル範囲の中で特定の情報を検索し、情報が見つかった最初のセルを表す Range オブジェクトを取得します。
FindNext Find メソッドによって開始された検索を続行します。
FindPrevious Find メソッドによって開始された検索を続行します。
FunctionWizard 選択されたセル範囲の左上隅のセルで関数ウィザードを起動します。
GetEnumerator コレクション全体での繰り返しをサポートするために、列挙型の値を取得します。
GoalSeek 指定した目標を達成するのに必要な値を計算します。
Group Range オブジェクトがピボットテーブル フィールドのデータ範囲にある単一のセルを表す場合、Group メソッドはこのフィールドで数値またはデータのグループ化を実行します。
Insert ワークシートまたはマクロ シートの指定した範囲に、空白のセルまたはセル範囲を挿入します。指定した範囲にあったセルはシフトされます。
InsertIndent 指定した範囲のインデントを変更します。
Justify 対象セル範囲内の文字列を、そのセル範囲に合わせて割り付けます。
ListNames 定義されている名前のうち、表示されているすべての名前の一覧を、ワークシートに貼り付けます。対象セル範囲の先頭のセル以降に貼り付けます。
Merge 指定した Range オブジェクトにあるセルを結合します。
NavigateArrow 指定したセル範囲のトレース矢印をたどって、参照元のセル、参照先のセル、またはエラーの発生したセル (セル範囲) へ移動します。
NoteText セル範囲の左上隅のセルに関連付けられているコメントを設定します。
Parse セル範囲内のデータを分割して、複数のセルに入力します。
PasteSpecial クリップボードにある Range オブジェクトを、指定したセル範囲に貼り付けます。
PrintOut オブジェクトを印刷します。
PrintPreview オブジェクトの印刷プレビュー (印刷時のイメージ) を表示します。
RemoveDuplicates 値の範囲から重複した値を削除します。
RemoveSubtotal リストから小計を削除します。
Replace 指定したセル範囲にある文字を示すブール型 (Boolean) の値を取得します。
RowDifferences 各行において、比較対象のセルと内容が異なるすべてのセルを表す Range オブジェクトを取得します。
Run 指定したセル範囲にある Microsoft Excel のマクロを実行します。
Select オブジェクトを選択します。
SetPhonetic 指定した範囲のすべてのセルに Phonetic オブジェクトを作成します。
Show 指定した範囲が表示されるようにアクティブ ウィンドウの内容をスクロールします。
ShowDependents アクティブ セル (参照元) から、その値を直接参照しているセル (参照先) に向けてトレース矢印を引きます。
ShowErrors アクティブ セルが直接的または間接的に参照するセル (参照元) で、エラーの原因となる参照元セルから参照先セルに対してトレース矢印を引きます。エラーの原因となる 1 つまたは複数の参照元セルで構成される範囲を取得します。
ShowPrecedents 対象セルが直接参照しているセル (参照元) から、対象セルに向けて矢印を引きます。
Sort ピボットテーブル レポートまたは範囲を並べ替えます。指定した範囲にセルが 1 つしかない場合は、アクティブな領域を並べ替えます。
SortSpecial 東アジアの並べ替え方式を使用して、範囲またはピボットテーブル レポートの並べ替えを行います。範囲内のセルが 1 つだけの場合は、このメソッドをアクティブな領域に対して使用します。たとえば、日本語は五十音順で並べ替えます。
Speak 範囲内のセルを、行または列の順番で読み上げます。
SpecialCells 指定した種類と値に一致するすべてのセルを表す Range オブジェクトを取得します。
SubscribeTo 指定されたキーワードは Macintosh でのみ使用されます。このキーワードの詳細については、Microsoft Office Macintosh Edition 付属の言語リファレンス ヘルプを参照してください。
Subtotal セル範囲の集計を作成します。指定されたセル範囲が単一セルのときは、現在の選択範囲を集計します。
Table ワークシートで定義した入力値と数式に基づいて、データ テーブルを作成します。
TextToColumns セルに入力されているデータ (1 つのセル内で、コンマ、スペース、タブなどで区切られたデータ) を、複数の列に区切ります。対象となる列は 1 列だけです。
Ungroup セル範囲のアウトライン レベルを上げます (行、列のアウトライン レベルの番号は減ります)。
UnMerge 結合された領域をそれぞれのセルに分割します。

Excel2013で追加されたRangeオブジェクトのメソッド一覧

FlashFill Trueは、Excel フラッシュフィル機能が有効になっていて、アクティブであることを示します。
※Excel2013以降


Excel2016で追加されたRangeオブジェクトのメソッド一覧

AddCommentThreaded 既存のコメントが存在しない場合、新しいモダンスレッドのコメントを範囲に追加します。
※Excel2016以降
ConvertToLinkedDataType 指定範囲内のすべてのセルを、株価や地理などのリンクされたデータ型に変換しようとします。
※Excel2016以降
DataTypeToText 範囲内のいずれかのセルが、[[株価] や 地理] などのリンクされたデータ型の場合、この呼び出しは値をテキストに変換します。
※Excel2016以降
SetCellDataTypeFromCell 別のセルに存在する、株式、地理など、リンクされたデータ型の別のインスタンスを作成します。?新しいインスタンスは、元のインスタンスと同じ方法でデータソースにリンクされるので、?RefreshAll?メソッドを呼び出すと、サービスから更新されます。
※Excel2016以降
ShowCard [[株価] や 地理] など、リンクされたデータ型を含むセルの場合、このメソッドを使用すると、セルの詳細を示すカードが表示されます (つまり、セルのアイコンを選択すると、ユーザーが表示できるのと同じカードが表示されます)。
※Excel2016以降




同じテーマ「VBAリファレンス」の記事

Visual Basic の定数の一覧
VBA Excel 列挙体の一覧
Rangeオブジェクトのプロパティ一覧
Rangeオブジェクトのメソッド一覧
VBAステートメント一覧
マクロVBEのショートカット一覧
WorkSheetのプロパティ、メソッド、イベント一覧
WorkBookのプロパティ、メソッド、イベント一覧
Windowのプロパティ、メソッド一覧
Applicationのプロパティ、メソッド、イベント一覧
ピボットテーブル関連のプロパティ、メソッド一覧


新着記事NEW ・・・新着記事一覧を見る

ExcelマクロVBA入門目次|エクセルの神髄(2024-03-20)
VBA10大躓きポイント(初心者が躓きやすいポイント)|VBA技術解説(2024-03-05)
テンキーのスクリーンキーボード作成|ユーザーフォーム入門(2024-02-26)
無効な前方参照か、コンパイルされていない種類への参照です。|エクセル雑感(2024-02-17)
初級脱出10問パック|VBA練習問題(2024-01-24)
累計を求める数式あれこれ|エクセル関数応用(2024-01-22)
複数の文字列を検索して置換するSUBSTITUTE|エクセル入門(2024-01-03)
いくつかの数式の計算中にリソース不足になりました。|エクセル雑感(2023-12-28)
VBAでクリップボードへ文字列を送信・取得する3つの方法|VBA技術解説(2023-12-07)
難しい数式とは何か?|エクセル雑感(2023-12-07)


アクセスランキング ・・・ ランキング一覧を見る

1.最終行の取得(End,Rows.Count)|VBA入門
2.RangeとCellsの使い方|VBA入門
3.セルのコピー&値の貼り付け(PasteSpecial)|VBA入門
4.繰り返し処理(For Next)|VBA入門
5.変数宣言のDimとデータ型|VBA入門
6.ブックを閉じる・保存(Close,Save,SaveAs)|VBA入門
7.並べ替え(Sort)|VBA入門
8.条件分岐(IF)|VBA入門
9.セルのクリア(Clear,ClearContents)|VBA入門
10.マクロとは?VBAとは?VBAでできること|VBA入門




このサイトがお役に立ちましたら「シェア」「Bookmark」をお願いいたします。


記述には細心の注意をしたつもりですが、
間違いやご指摘がありましたら、「お問い合わせ」からお知らせいただけると幸いです。
掲載のVBAコードは動作を保証するものではなく、あくまでVBA学習のサンプルとして掲載しています。
掲載のVBAコードは自己責任でご使用ください。万一データ破損等の損害が発生しても責任は負いません。



このサイトがお役に立ちましたら「シェア」「Bookmark」をお願いいたします。
本文下部へ