Rangeオブジェクトのメソッド一覧
エクセルの基本である、Rangeオブジェクトのメソッドの一覧です。
Excel2010までのRangeオブジェクトのメソッド一覧
名前 | 説明 |
Activate | 単一のセルをアクティブにします。セルは現在の選択範囲内にある必要があります。 |
AddComment | 範囲にコメントを追加します。 |
AdvancedFilter | 検索条件の範囲に基づいて、リストにフィルタをかけます。 |
AllocateChanges | OLAP データ ソースに基づく範囲内の編集されたすべてのセルに書き戻し操作を実行します。 |
ApplyNames | 指定したセル範囲のセルに名前を付けます。 |
ApplyOutlineStyles | 指定したセル範囲にアウトラインの既定のスタイルを適用します。 |
AutoComplete | オートコンプリートのリストから、一致する文字列を取得します。 |
AutoFill | 指定したセル範囲のセルに対してオートフィルを実行します。 |
AutoFilter | オートフィルタを使用してリストにフィルタをかけます。 |
AutoFit | 対象セル範囲の列の幅や行の高さを内容に合わせて調節します。 |
AutoFormat | 定義済みの書式を使って、指定されたセル範囲の書式を自動的に設定します。 |
AutoOutline | 指定したセル範囲のアウトラインを自動的に作成します。 |
BorderAround | セル範囲に罫線を追加し、追加した罫線の Color、LineStyle、Weight の各プロパティを設定します。 |
Calculate | ワークシートの指定したセル範囲の計算を実行します。 |
CalculateRowMajorOrder | 指定されたセル範囲を計算します。 |
CheckSpelling | オブジェクトのスペルをチェックします。 |
Clear | オブジェクト全体をクリアします。 |
ClearComments | 指定されたセル範囲からすべてのコメントを消去します。 |
ClearContents | セル範囲から数式と文字をクリアします。 |
ClearFormats | オブジェクトの書式設定をクリアします。 |
ClearHyperlinks | 指定された範囲からすべてのハイパーリンクを削除します。 |
ClearNotes | 指定されたセル範囲内のすべてのセルからコメントを削除します。 |
ClearOutline | 指定した範囲のアウトラインを消去します。 |
ColumnDifferences | セル範囲内の各列のセルと指定したセルとを比較し、内容の異なるすべてのセルを表す Range オブジェクトを取得します。 |
Consolidate | 複数のワークシートにある複数のセル範囲を、1 枚のワークシートの 1 つのセル範囲に統合します。 |
Copy | セル範囲を、指定したセル範囲またはクリップボードにコピーします。 |
CopyFromRecordset | ADO または DAO の Recordset オブジェクトの内容をワークシートにコピーします。データは指定したセル範囲の左上隅を起点として貼り付けられます。 |
CopyPicture | オブジェクトをクリップボードへピクチャ (画像) としてコピーします。 |
CreateNames | シートにあるラベルの文字列に基づいて、指定したセル範囲の名前を作成します。 |
CreatePublisher | 指定されたキーワードは Macintosh でのみ使用されます。このキーワードの詳細については、Microsoft Office Macintosh Edition 付属の言語リファレンス ヘルプを参照してください。 |
Cut | 指定されたオブジェクトを切り取り、クリップボードに保存するか、指定したセル範囲に貼り付けます。 |
DataSeries | 指定されたセル範囲にデータ系列を作成します。 |
Delete | オブジェクトを削除します。 |
DialogBox | Microsoft Excel 4.0 のマクロ シートのダイアログ ボックス定義テーブルで定義されているダイアログ ボックスを表示します。 |
Dirty | 次回の再計算が発生したときに再計算する範囲を指定します。 |
DiscardChanges | 編集されたセル範囲内のすべての変更を破棄します。 |
EditionOptions | 指定されたキーワードは Macintosh でのみ使用されます。このキーワードの詳細については、Microsoft Office Macintosh Edition 付属の言語リファレンス ヘルプを参照してください。 |
ExportAsFixedFormat | 指定された形式のファイルにエクスポートします。 |
FillDown | 指定したセル範囲の先頭行のセルを下側にあるセルにコピーします。 |
FillLeft | 指定したセル範囲の右端のセルを左側にあるセルにコピーします。 |
FillRight | 指定したセル範囲の左端のセルを右側にあるセルにコピーします。 |
FillUp | 指定したセル範囲の下端のセルを上側にあるセルにコピーします。 |
Find | 指定されたセル範囲の中で特定の情報を検索し、情報が見つかった最初のセルを表す Range オブジェクトを取得します。 |
FindNext | Find メソッドによって開始された検索を続行します。 |
FindPrevious | Find メソッドによって開始された検索を続行します。 |
FunctionWizard | 選択されたセル範囲の左上隅のセルで関数ウィザードを起動します。 |
GetEnumerator | コレクション全体での繰り返しをサポートするために、列挙型の値を取得します。 |
GoalSeek | 指定した目標を達成するのに必要な値を計算します。 |
Group | Range オブジェクトがピボットテーブル フィールドのデータ範囲にある単一のセルを表す場合、Group メソッドはこのフィールドで数値またはデータのグループ化を実行します。 |
Insert | ワークシートまたはマクロ シートの指定した範囲に、空白のセルまたはセル範囲を挿入します。指定した範囲にあったセルはシフトされます。 |
InsertIndent | 指定した範囲のインデントを変更します。 |
Justify | 対象セル範囲内の文字列を、そのセル範囲に合わせて割り付けます。 |
ListNames | 定義されている名前のうち、表示されているすべての名前の一覧を、ワークシートに貼り付けます。対象セル範囲の先頭のセル以降に貼り付けます。 |
Merge | 指定した Range オブジェクトにあるセルを結合します。 |
NavigateArrow | 指定したセル範囲のトレース矢印をたどって、参照元のセル、参照先のセル、またはエラーの発生したセル (セル範囲) へ移動します。 |
NoteText | セル範囲の左上隅のセルに関連付けられているコメントを設定します。 |
Parse | セル範囲内のデータを分割して、複数のセルに入力します。 |
PasteSpecial | クリップボードにある Range オブジェクトを、指定したセル範囲に貼り付けます。 |
PrintOut | オブジェクトを印刷します。 |
PrintPreview | オブジェクトの印刷プレビュー (印刷時のイメージ) を表示します。 |
RemoveDuplicates | 値の範囲から重複した値を削除します。 |
RemoveSubtotal | リストから小計を削除します。 |
Replace | 指定したセル範囲にある文字を示すブール型 (Boolean) の値を取得します。 |
RowDifferences | 各行において、比較対象のセルと内容が異なるすべてのセルを表す Range オブジェクトを取得します。 |
Run | 指定したセル範囲にある Microsoft Excel のマクロを実行します。 |
Select | オブジェクトを選択します。 |
SetPhonetic | 指定した範囲のすべてのセルに Phonetic オブジェクトを作成します。 |
Show | 指定した範囲が表示されるようにアクティブ ウィンドウの内容をスクロールします。 |
ShowDependents | アクティブ セル (参照元) から、その値を直接参照しているセル (参照先) に向けてトレース矢印を引きます。 |
ShowErrors | アクティブ セルが直接的または間接的に参照するセル (参照元) で、エラーの原因となる参照元セルから参照先セルに対してトレース矢印を引きます。エラーの原因となる 1 つまたは複数の参照元セルで構成される範囲を取得します。 |
ShowPrecedents | 対象セルが直接参照しているセル (参照元) から、対象セルに向けて矢印を引きます。 |
Sort | ピボットテーブル レポートまたは範囲を並べ替えます。指定した範囲にセルが 1 つしかない場合は、アクティブな領域を並べ替えます。 |
SortSpecial | 東アジアの並べ替え方式を使用して、範囲またはピボットテーブル レポートの並べ替えを行います。範囲内のセルが 1 つだけの場合は、このメソッドをアクティブな領域に対して使用します。たとえば、日本語は五十音順で並べ替えます。 |
Speak | 範囲内のセルを、行または列の順番で読み上げます。 |
SpecialCells | 指定した種類と値に一致するすべてのセルを表す Range オブジェクトを取得します。 |
SubscribeTo | 指定されたキーワードは Macintosh でのみ使用されます。このキーワードの詳細については、Microsoft Office Macintosh Edition 付属の言語リファレンス ヘルプを参照してください。 |
Subtotal | セル範囲の集計を作成します。指定されたセル範囲が単一セルのときは、現在の選択範囲を集計します。 |
Table | ワークシートで定義した入力値と数式に基づいて、データ テーブルを作成します。 |
TextToColumns | セルに入力されているデータ (1 つのセル内で、コンマ、スペース、タブなどで区切られたデータ) を、複数の列に区切ります。対象となる列は 1 列だけです。 |
Ungroup | セル範囲のアウトライン レベルを上げます (行、列のアウトライン レベルの番号は減ります)。 |
UnMerge | 結合された領域をそれぞれのセルに分割します。 |
Excel2013で追加されたRangeオブジェクトのメソッド一覧
FlashFill
Trueは、Excel フラッシュフィル機能が有効になっていて、アクティブであることを示します。
※Excel2013以降
Excel2016で追加されたRangeオブジェクトのメソッド一覧
AddCommentThreaded | 既存のコメントが存在しない場合、新しいモダンスレッドのコメントを範囲に追加します。 ※Excel2016以降 |
ConvertToLinkedDataType | 指定範囲内のすべてのセルを、株価や地理などのリンクされたデータ型に変換しようとします。 ※Excel2016以降 |
DataTypeToText | 範囲内のいずれかのセルが、[[株価] や 地理] などのリンクされたデータ型の場合、この呼び出しは値をテキストに変換します。 ※Excel2016以降 |
SetCellDataTypeFromCell | 別のセルに存在する、株式、地理など、リンクされたデータ型の別のインスタンスを作成します。?新しいインスタンスは、元のインスタンスと同じ方法でデータソースにリンクされるので、?RefreshAll?メソッドを呼び出すと、サービスから更新されます。 ※Excel2016以降 |
ShowCard | [[株価] や 地理] など、リンクされたデータ型を含むセルの場合、このメソッドを使用すると、セルの詳細を示すカードが表示されます (つまり、セルのアイコンを選択すると、ユーザーが表示できるのと同じカードが表示されます)。 ※Excel2016以降 |
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