第1回.ユーザーフォームを挿入
ユーザーフォーム入門として基礎から解説します。
まずは、ユーザーフォームの挿入です。
ユーザーフォームの挿入手順

左ウインドウのプロジェクト内を右クリックし、「挿入」→「ユーザー フォーム」


サイズはドラッグで変更できます。
もし、「ツールボックス」が消えている場合は、
メニューの「表示」→「ツールボックス」で表示してください。
ツールボックスの使い方については、次回以降に順に説明していきます。
ただし、何も機能の無い、ただのフォームだけですが・・・
それでも、これでユーザーフォームが出来た事に間違いはありません。
ユーザーフォームの表示方法
標準モジュールを追加して、以下のプロシージャーを作って下さい。
Sub FormShow()
UserForm1.Show
End Sub
「UserForm1」が、先に作成したユーザーフォームの名前です。
.Show
これは、フォームを表示するメソッドになります。
それでは、このプロシージャーを実行してみましょう。

とりあえずは、右上の「×」で閉じて下さい。
プロパティの変更
何かそれらしい名前を付けましょう。
プロパティが表示されていない場合は、
「表示」→「プロパティ」・・・ショートカットはF4です。

プリフィックスを付けておくと、後で管理しやすくなります。
frmSample
このように頭3文字を固定文字にして、その後に名前を付けてみてください。
また、
Captionには、ユーザーフォームのタイトルバーの表示文字を指定します。
ここではとりあえず、「サンプル」としてみます。

ユーザーフォームを表示して確認
Sub FormShow()
frmSample.Show
End Sub
では実行してみましょう。

今回はここまでです。
次回は、(オブジェクト名)以外のプロパティについて詳しく解説します。
ではまた次回お会いしましょう。
同じテーマ「ユーザーフォーム入門」の記事
第1回.ユーザーフォームを挿入
第2回.フォームのプロパティ
第3回.コントロールの追加(コマンドボタン)
第4回.コントロールの位置・サイズ調整
第5回.ラベルの追加
第6回.テキストボックス(TextBox)の追加
第7回.テキストボックス(TextBox)の値をセルへ
第8回.セルの値をテキストボックスへ
第9回.標準モジュールとフォーム間のデータ受け渡しⅠ
第10回.標準モジュールとフォーム間のデータ受け渡しⅡ
第11回.コンボボックス(ComboBox)の追加
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