CStr関数
CStr関数は、引数をString型(文字列型)に変換します。
CStr関数
この引数は必ず指定します。
CStr関数は、この半角空白が入りません。
CStr関数の使用例
CStr(True) ・・・ "True"
CStr(10/3) ・・・ "3.33333333333333"
文字列型 (String)について
文字列型 (String) は、文字、数値、スペースおよび句読点を含むことができます。
可変長文字列は、最大で約 20億 (2^31) 文字を格納できます。
固定長文字列には、1~約64K (2^16) の文字を含めることができます。
データ型変換関数一覧
関数名 | 戻り値の種類 | 引数の範囲 |
CBool関数 | Boolean | 任意の有効な文字列式または数式を指定します。 |
CByte関数 | Byte | 0 から 255。 |
CCur関数 | Currency | -922,337,203,685,477.5808 ~ 922,337,203,685,477.5807。 |
CDate関数 | Date | 任意の有効な日付式。 |
CDbl関数 | Double | 負の値の場合は -1.79769313486231E308 ~ -4.94065645841247E-324 正の値の場合は4.94065645841247E-324 ~ 1.79769313486232E308。 |
CDec関数 | Decimal | ゼロスケールの値 (小数部分がない値) の場合は 79,228,162,514,264,337,593,543,950,335 です。 小数点以下が 28 桁の値の場合は 7.9228162514264337593543950335 です。 0 以外で可能な最小値は 0.0000000000000000000000000001 です。 |
CInt関数 | Integer | -32,768 から 32,767。 小数点以下は丸められます。 |
CLng関数 | Long | -2,147,483,648 から 2,147,483,647。 小数点以下は丸められます。 |
CLngLng関数 | LongLong | -9,223,372,036,854,775,808 から 9,223,372,036,854,775,807。 小数点以下は丸められます (64 ビット プラットフォームのみで有効)。 |
CLngPtr関数 | LongPtr | 32 ビットのシステムでは -2,147,483,648 ~ 2,147,483,647 64 ビットのシステムでは -9,223,372,036,854,775,808 ~ 9,223,372,036,854,775,807。 32 ビットと 64 ビットのどちらのシステムでも、小数部分は丸められます。 |
CSng関数 | Single | 負の値の場合は -3.402823E38 ~ -1.401298E-45 正の値の場合は 1.401298E-45 ~ 3.402823E38。 |
CStr関数 | String | CStr の戻り値は、引数に依存します。 |
CVar関数 | Variant | 数値の場合はDoubleと同じ範囲です。 数値以外の場合はStringと同じ範囲です。 |
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