第2回.とにかく書いてみよう(スクリプト エディタ)
Google Apps Script(GAS)は、Googleが提供するサービス全般で利用できるスクリプトですと説明しました、
では、そのスクリプトは、どこに・どのように書くのでしょうか。
何はともあれ、スプレッドシートを用意しましょう。
スプレッドシートの用意
スプレッドシート入門
![Google Apps Script 画像](image1.jpg)
ただし、このシリーズで勉強するのなら、
必ず、勉強用のスプレッドシートを作成して、
実際に同じようにやって、自分の手と目と頭で確かめるようにして下さい。
スプレッドシーのマクロとしてGoogle Apps Scriptを書くのは、
スクリプト エディタ
と言います。
スクリプト エディタの起動
メニューが変更されました・・・2021/11/8追記
![GAS マクロ記録 Google Apps Script](image66.jpg)
ツール→スクリプト エディタ
![Google Apps Script 画像](image2.jpg)
![Google Apps Script 画像](image3.jpg)
ブラウザに「無題のプロジェクト」のタブが新規追加されます。
スクリプトを書く前に、スクリプト エディタの簡単な使い方から
プロジェクト名の変更
「無題のプロジェクト」の文字をクリックすると、
![Google Apps Script 画像](image4.jpg)
名前は適当で構いません。
「example1」としてみました。
![Google Apps Script 画像](image5.jpg)
プロジェクトの新規作成・削除
プロジェクトを新規作成する場合
ファイル→新規作成→プロジェクト
![Google Apps Script 画像](image6.jpg)
プロジェクトを削除する場合は
ファイル→プロジェクトを削除
![Google Apps Script 画像](image7.jpg)
スクリプト ファイル
コード.gs
これを、スクリプト ファイルと言います。
名前の変更・削除
![Google Apps Script 画像](image8.jpg)
スクリプト ファイルの新規作成
ファイル→新規作成→スクリプト ファイル
![Google Apps Script 画像](image9.jpg)
自由に追加しても構いませんが、最初のうちは、1つのスクリプト ファイルで十分です。
では、いよいよスクリプトを書いてみましょう。
スクリプトを書く
![Google Apps Script 画像](image10.jpg)
ここに書いていきます。
}
myFunctionは、関数の名前になりますので、自由に変更して構いません。
関数を作って動かすという事になります。
|←ここに入力カーソルがある状態で
}
Ctrl+Space
![Google Apps Script 画像](image11.jpg)
をクリックするか、上下矢印↑↓で選択してEnter
![Google Apps Script 画像](image12.jpg)
.
ドット、ピリオドを入力
![Google Apps Script 画像](image13.jpg)
を選択してください。
![Google Apps Script 画像](image14.jpg)
を消して、代わりに
"Hello World"
と入力
を消して、
Ctrl+Space
Browser
.
Buttons
.
と入力していきます。
![Google Apps Script 画像](image16.jpg)
Hello Worldなので、CANCELされても困りますので(笑)
OK
を選択しましょう。
Browser.msgBox("Hello World"", Browser.Buttons.OK)
}
入力候補表示を上手に使って記述してください。
スクリプトの保存
ファイル→保存
![Google Apps Script 画像](image31.jpg)
もちろん、フロッピーのアイコンをクリックでも良いです。
とにかく書いてみよう(スクリプト エディタ)の最後に
英文タイピングがぁー・・・というようなことも減り、スペル間違いも無くなります。
マクロで自動化・省力化したいのですから、
なるべく素早く正確に書ける事が望ましいのは言うまでもありません。
スクリプト エディタの使い方は、しっかりとマスターしてください。
次回、このスクリプトを実行してみましょう。
同じテーマ「Google Apps Script入門」の記事
第1回.GASって何? Google Apps Scriptって何?
第3回.スクリプトを実行するには
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