VBAサンプル集
ブックを閉じる(Close)

ExcelマクロVBAの実用サンプル、エクセルVBA集と解説
公開日:2013年5月以前 最終更新日:2013-07-21

ブックを閉じる(Close)


ブックを閉じる時の処理方法です。


まずは、保存して閉じる場合。


Sub sample1()
  ThisWorkbook.Save
  ThisWorkbook.Close
End Sub

これは、次のように書くこともできます。


Sub sample2()
  ThisWorkbook.Close SaveChanges:=True
End Sub


では、保存しないで閉じる場合。


Sub sample4()
  ThisWorkbook.Close SaveChanges:=False
End Sub

これは、次のように書くこともできます。


Sub sample3()
  ThisWorkbook.Saved = True
  ThisWorkbook.Close
End Sub

ThisWorkbook.Saved

は、最後に保存された状態から変更されていない場合は、True入っています。

このプロパティを設定します。



保存が必要か判定する場合。


Sub sample5()
  If ThisWorkbook.Saved = False Then
    ThisWorkbook.Save
  End If
  ThisWorkbook.Close
End Sub

ThisWorkbook.Saved

で、最後に保存された状態から変更されているか判断します。




同じテーマ「マクロVBAサンプル集」の記事

複数シートの印刷(PrintOut)

・マクロの記録と同じようにArrayに固定文字で ・シートを順次印刷していく ・シート名の配列を作成して一括で印刷する ・Worksheet.Selectメソッド ・全てのシートを印刷するなら
重複削除してコピー(AdvancedFilter)
重複データを排除して、別シートにコピーする場合です。以下の表で説明します。フィルターオプションを使います。このマクロは、この指定と同じになりります。似たような方法ですが、コピー部分を自分で記述する場合です。
ブックを安全確実に開く方法(Open)
マクロVBAの中で、他のブックを開く事はよくあります、ブックを開く時、ブックが存在しているか、既に開いてないか これらのチェックをせずに開いてしまうと、マクロがエラー停止してしまいます。ここでは、これらのチェック方法についての具体的なVBAコードを紹介します。
ブックを閉じる(Close)
他ブックを開いて閉じる(Open,Close)
・パターン1:ActiveWorkbook ・パターン2:Workbooks.Count ・パターン3:オブジェクト変数 ・パターン4:Withステートメント ・パターン5:オブジェクト変数+Withステートメント ・開いているブックをブック名で検索し閉じる場合
ブックを開かずにセル値を取得(ExecuteExcel4Macro,Excel.Application)
・ExecuteExcel4Macroで1個のセル値を取得 ・Excel.Applicationで1個のセル値を取得 ・ExecuteExcel4Macroで100個のセル値を取得 ・Excel.Applicationで100個のセル値を取得 ・Excel.Applicationで100個のセル値を取得2 ・ブックを開かずにセル値を取得
罫線を簡単に引く(Borders,BorderAround)
エクセルでは、罫線を引く事が多いです。この罫線は、以外に処理時間もかかりますし、やり方によっては、VBAの行数も多くなります。とにかく、簡単に罫線を引く方法です。以下の表を作成する場合です。罫線を引く順番等、いろいろありますが、とにかく短いコードにしてみます。
マクロVBAの開始時と終了時に指定しておくべきApplicationのプロパティ
・マクロVBA開始時 ・マクロVBA終了時 ・Applicationのプロパティ解説 ・マクロが途中で終了した場合
オートフィルター(AutoFilter)
エクセルでは、定番機能のフィルターです。「Sheet1」のA列でフィルターし、「Sheet2」へコピーします。ごく基本的なフィルターです。フィルターのセル範囲指定は、いろいろな指定が可能です。「連続セル範囲の選択 」も参考にして下さい。
日付のオートフィルタ(AutoFilter)
とても便利なオートフィルターですが、日付となると、結構大変です。以下の表で説明します。普通は、こんなように指定します。Operator:=xlFilterValues は2007以降で追加された機能です。
印刷ダイアログを使用する(xlDialogPrint)
入力しやすいように、セルに色をつけている事が多いと思いますが、印刷時には、ちょっとじゃまな場合もあります。インク(トナー)も無駄ですしね。印刷時に色指定を解除して印刷する方法になります。Application.Dialogs(xlDialogPrint).Show 印刷タイアログを表示します。


新着記事NEW ・・・新着記事一覧を見る

TRIMRANGE関数(セル範囲をトリム:端の空白セルを除外)|エクセル入門(2024-08-30)
正規表現関数(REGEXTEST,REGEXREPLACE,REGEXEXTRACT)|エクセル入門(2024-07-02)
エクセルが起動しない、Excelが立ち上がらない|エクセル雑感(2024-04-11)
ブール型(Boolean)のis変数・フラグについて|VBA技術解説(2024-04-05)
テキストの内容によって図形を削除する|VBA技術解説(2024-04-02)
ExcelマクロVBA入門目次|エクセルの神髄(2024-03-20)
VBA10大躓きポイント(初心者が躓きやすいポイント)|VBA技術解説(2024-03-05)
テンキーのスクリーンキーボード作成|ユーザーフォーム入門(2024-02-26)
無効な前方参照か、コンパイルされていない種類への参照です。|エクセル雑感(2024-02-17)
初級脱出10問パック|VBA練習問題(2024-01-24)


アクセスランキング ・・・ ランキング一覧を見る

1.最終行の取得(End,Rows.Count)|VBA入門
2.セルのコピー&値の貼り付け(PasteSpecial)|VBA入門
3.変数宣言のDimとデータ型|VBA入門
4.繰り返し処理(For Next)|VBA入門
5.RangeとCellsの使い方|VBA入門
6.ブックを閉じる・保存(Close,Save,SaveAs)|VBA入門
7.セルのクリア(Clear,ClearContents)|VBA入門
8.条件分岐(Select Case)|VBA入門
9.メッセージボックス(MsgBox関数)|VBA入門
10.マクロとは?VBAとは?VBAでできること|VBA入門




このサイトがお役に立ちましたら「シェア」「Bookmark」をお願いいたします。


記述には細心の注意をしたつもりですが、
間違いやご指摘がありましたら、「お問い合わせ」からお知らせいただけると幸いです。
掲載のVBAコードは動作を保証するものではなく、あくまでVBA学習のサンプルとして掲載しています。
掲載のVBAコードは自己責任でご使用ください。万一データ破損等の損害が発生しても責任は負いません。


このサイトがお役に立ちましたら「シェア」「Bookmark」をお願いいたします。
本文下部へ