練習問題32(連続数値部分を取り出し記号で連結)解答
マクロVBA練習問題32の解答ページです。
マクロVBA練習問題
文字列処理の応用問題です。
ab123cde45fg678hij
↓
123-45-678
いくつかの文字といくつかの数値が、交互に出てくる文字列から、
数値部分のみを取り出し、連続している数値は一塊として、記号(-)で連結します。
ab123cde45fg678hij
数値部分だけ取り出すと、
123 45 678
これを記号(-)で連結して、
123-45-678
このように変換してください。
練習問題用のExcelファイル
↓
123-45-678
数値部分のみを取り出し、連続している数値は一塊として、記号(-)で連結します。
ab123cde45fg678hij
数値部分だけ取り出すと、
123 45 678
これを記号(-)で連結して、
123-45-678
このように変換してください。
メインのプロシージャーから文字列を渡して、返還後の文字列を返す形であればどのような形でも構いません。
VBAコードの書き方は何通りもあります。
回答サンプルでは、
・正規表現
・For...Next
・再帰プロシージャー
この3パターンを用意しました。
では、お考えください。
すぐに解答を見ずに、必ず自力で書けるとこまででも良いので書きましょう。
回答サンプルでは、
・正規表現
・For...Next
・再帰プロシージャー
この3パターンを用意しました。
すぐに解答を見ずに、必ず自力で書けるとこまででも良いので書きましょう。
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ExcelマクロVBA入門
書くべきマクロVBAが分からない時は、
ここでじっくり勉強してから再チャレンジしてください。
VBA入門シリーズは、マクロVBAを実務で自在に使いこなし業務を効率化・自動化できるようになることを目的としています。始めはより詳しく丁寧に解説しつつ少しずつ難易度を上げることで無理なく学習を進められるようにしています。「マクロ」と「VBA」の違い マクロはエクセルの操作を自動化する機能であり、
書くべきマクロVBAが分からない時は、
ここでじっくり勉強してから再チャレンジしてください。
マクロVBA練習問題解答
では解答のマクロVBAコードです。
正規表現
Sub 練習問題32_1()
Dim rtn As String
rtn = fnc1("ab123cde45fg678hij", "-")
MsgBox rtn
End Sub
Function fnc1(ByVal str As String, _
ByVal mark As String)
With CreateObject("VBScript.RegExp")
.Pattern = "\D+"
.Global = True
fnc1 = Replace(Trim(.Replace(str, " ")), " ", mark)
End With
End Function
上記VBAでは、短いVBAコードで実現するように、
Withを使ったり、最後もネストで1行で済ませています。
もちろん変数に入れて、順に書いて行く方が読みやすく分かり易い場合も多いので、あくまで短くした場合の書き方という事です。
VBAで正規表現を利用する(RegExp)
正規表現は複雑なパターンマッチングとテキストの検索置換するためのツールです、マクロVBAで正規表現を使う場合はRegExpオブジェクトを使用します、RegExpは、VBScriptに正規表現として用意されているオブジェクトです。目次 メタ文字 正規表現 正規表現RegExpの使い方 RegExpオブジェクト Reg…
For...Next
Sub 練習問題32_2()
Dim rtn As String
rtn = fnc2("ab123cde45fg678hij", "-")
MsgBox rtn
End Sub
Function fnc2(ByVal str As String, _
ByVal mark As String) As String
Dim rtn As String
Dim i As Long
For i = 1 To Len(str)
If IsNumeric(Mid(str, i, 1)) Then
rtn = rtn & Mid(str, i, 1)
Else
If Right(rtn, 1) <> mark Then
rtn = rtn & mark
End If
End If
Next
If Left(rtn, 1) = mark Then
rtn = Mid(rtn, 2)
End If
If Right(rtn, 1) = mark Then
rtn = Left(rtn, Len(rtn) - 1)
End If
fnc2 = rtn
End Function
先の正規表現のように、半角スペースにしておいて、Trim後に置換する方法を用いれば、コード量はかなり減ります。
上記は、あえて別の方法でのサンプルになります。
再帰プロシージャー
Sub 練習問題32_3()
Dim rtn As String
rtn = fnc3("ab123cde45fg678hij", "-")
MsgBox rtn
End Sub
Function fnc3(ByVal str As String, _
ByVal mark As String, _
Optional ByRef num = 1) As String
Dim rtn As String
If IsNumeric(Mid(str, num, 1)) Then
rtn = rtn & Mid(str, num, 1)
Else
If num > 1 Then
If Mid(str, num - 1) Like "#*#*" Then
rtn = mark
End If
End If
End If
If num >= Len(str) Then Exit Function
fnc3 = rtn & fnc3(str, mark, num + 1)
End Function
Sub 練習問題32_4()
Dim rtn As String
Call fnc4("ab123cde45fg678hij", "-", rtn)
MsgBox rtn
End Sub
Sub fnc4(ByVal str As String, _
ByVal mark As String, _
ByRef rtn As String, _
Optional ByRef num = 1)
If IsNumeric(Mid(str, num, 1)) Then
rtn = rtn & Mid(str, num, 1)
If Mid(str, num) Like "#[!0-9]*#*" Then
rtn = rtn & mark
End If
End If
If num >= Len(str) Then Exit Sub
Call fnc4(str, mark, rtn, num + 1)
End Sub
どちらも再帰プロシージャーですが、全く違う処理方法にしています。
SubとFunctionの違いや、各引数のByValとByRefの違い、そしてLike演算子。
このあたりを中心に読み解いてみてください。
再帰呼出しについて(再帰プロシージャー)
再帰プロシージャとは、自分自身を呼び出すプロシージャです。プロシージャが、そのプロシージャ内で自分自身を呼び出すような処理を再帰呼び出しと呼びます。自分自身を呼び出し、終了条件を満たすまで、意図的に無限ループさせます。
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Like演算子のパターンマッチングの解説ページは以下になります。
第49回.Like演算子とワイルドカード
文字列比較において部分一致やパターンマッチングでの文字列比較を行う時に使うのがLike演算子です。Like演算子は、2つの文字列のパターンマッチングを行い、規則に一致しているかどうかの結果をTrue(一致)またはFalse(不一致)で返します。
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