VBEの使い方:VBE画面の全体説明
VBAをやるうえでVBE操作に慣れているかどうかで開発効率が大きく変わってきます。
VBAで使われるコードエディタ、コンパイラ、デバッガ、その他の開発支援ツールが統合された開発環境がVBEです。
ここではVBE画面の全体構成について説明し、細部については今後順次説明していきます。
メニューの「挿入」→「標準モジュール」 ・・・ Alt + I + M
メニュー
VBEでは、ほとんどの操作は、
・右クリックメニュー、
・ショートカット
一つ事つの機能については、良く使うものを中心に今後順次説明していきます。
マクロVBEのショートカット一覧
プロジェクト
メニューの「表示」→「オブジェクト エクスプローラー」で表示してください。
・フォームモジュール
・クラスモジュール
これらを2つずつ挿入した後
1ブック1プロジェクトという事です。
つまり、
プロジェクト = ブック
続けて、一番下にThisWorkbookが必ず付きます。
Sheet1(Sheet1)
これは、
シート見出しの名称(シートのオブジェクト名)
シートのオブジェクト名は、下で説明するプロパティ ウィンドウで変更できます。
第124回.Workbookのイベントプロシージャー
詳細については、以下を参照してください。
Excelユーザーフォーム入門
モジュールはいくつでも作成できます。
とはいえ、管理しやすい単位でプロシージャーをまとめて一つのモジュールにしましょう。
詳細については、以下を参照してください。
VBAのクラスとは(Class,Property,Get,Let,Set)
プロパティ
メニューの「表示」→「プロパティ ウィンドウ」で表示してください。
表示される項目は、オブジェクトの種類ごとに違う項目になります。
Sheet1(Sheet1)
シート見出しの名称(シートのオブジェクト名)
このオブジェクト名は、ここで変更します。
Module1
Module2
・・・
このように連番で作成されます。
2~3個なら、この名前のままでも良いですが、多くなってくると分からなくなってきます。
適切な名称にしておきましょう。
命名する際は、アルファベットおよびカナ漢字等の並び順を意識して付けるようにすると良いです。
その他のウィンドウ
メニューの「表示」→「イミィディエイト ウィンドウ」で表示してください。
メニューの「表示」→「ローカル ウィンドウ」で表示してください。
メニューの「表示」→「ウォッチ ウィンドウ」で表示してください。
VBE画面の全体説明の最後に
それぞれのウィンドウの使い方や注意点は、次回以降に順次説明していきます。
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