QRコード、バーコード作成の覚え書き
エクセルでQRコードやバーコードを手っ取り早く簡単に作製する方法です。
これは、自身でやってみた時の覚え書きになります。
したがって、あまり詳しい解説はしていません。
それぞれの方法における、QRコードやバーコードの見た目の違い（セル内での余白等）を簡易的に比べてみました。
ページ内目次
QRコード：Microsoft BarCode Control
操作手順
※「MicrosoftBarCode Control 16.0」がない場合
Accessが無くてもRuntimeだけをインストールすることができます。
ただし、Officeのバージョンごとにダウンロードが違っていますので注意してください。
Microsoft 365 Access Runtime をダウンロードしてインストールする
ここでは詳しく説明しません。各自でお調べください。
右クリックから、
「MicrosoftBarCode Control 16.0 オブジェクト」 → 「プロパティ」
固定のデータでよければ、Valueプロパティに直接文字列を入れても構いません。
評価
プロパティで変更できるのは色指定くらいです。
そもそもAccessのコントロールでもあり、あまりお勧めはしない。
QRコード：IMAGE関数+API（api.qrserver.com）
IMAGE関数
従来の画像の挿入は、シートに対して画像を挿入するもので、表示位置がセルに重なっているだけでした。
IMAGE関数によって、画像を「セルに配置」することができるようになりました。
引数
| ソース | 必須。 "https" プロトコルを使用した画像ファイルの URL パス。 サポートされているファイル形式には、BMP、JPG/JPEG、GIF、TIFF、PNG、ICO、WEBP があります (WEBP は Web および Android ではサポートされていません)。 |
| 代替テキスト | 省略可能 アクセシビリティのために画像を説明する代替テキスト。 |
| サイズ | 省略可能。 画像の寸法を指定します。 いくつかの可能な値があります。 0：画像をセルに合わせ、縦横比を維持します。※省略時の既定値 1：セルを画像で埋め、縦横比を無視します。 2：元の画像サイズを維持します。セルの境界を超える可能性があります。 3：高さと幅の引数を使用して、画像のサイズをカスタマイズします。 |
| 高さ | 画像のカスタムの高さ (ピクセル単位)。 省略可能。 |
| 幅 | 画像のカスタム幅 (ピクセル単位)。 省略可能。 |
api.qrserver.com
QRコード作成の数式
=IMAGE("https://api.qrserver.com/v1/create-qr-code/?data="&B1)
評価
QRコードの周りに余白が無いので、シートへの配置レイアウトは工夫が必用になりそう。
QRコード：IMAGE関数+API（api.excelapi.org）
api.excelapi.org
QRコード作成の数式
=IMAGE("https://api.excelapi.org/other/qrcode?text="&ENCODEURL(B1))
評価
QRコードの周りに余白もあり配置はしやすいと思う。
ただし業務で使う場合は、このサービスが継続的・安定的に提供されるかについては確認したいところ。
QRコード：PY関数（qrcode）
以下のサンプルでは「Excelの値」で出力しています。
qrcode
QRコード作成の数式
import qrcode
qrcode.make(xl("B1")).show()
評価
ただし、速度が遅く、とても重いので、特に多数配置する場合は要注意。
バーコード：Microsoft BarCode Control
操作手順
ここのスタイルで作成したいバーコードの種類を選択してください。
評価
プロパティで変更できるのは色指定くらいです。
そもそもAccessのコントロールでもあり、あまりお勧めはしない。
バーコード：IMAGE関数+API（bwipjs-api.metafloor.com）
bwipjs-api.metafloor.com
バーコード作成の数式
=IMAGE("https://bwipjs-api.metafloor.com/?bcid=code128&text="&B1)
評価
表示レイアウトの指定等のパラメーター詳細については各自で調べてお使いください。
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