ピポットテーブルの参照範囲を、追加・削除に自動対応で作成
ピボットテーブルの参照範囲を可変に設定し、データの追加・削除に自動で対応させます。
A | B | C | |
1 | 番号 | 点数 | 金額 |
2 | 2 | 12 | 200 |
3 | 2 | 13 | 300 |
4 | 3 | 21 | 250 |
5 | 4 | 24 | 350 |
6 | 5 | 28 | 280 |
7 | 6 | 20 | 160 |
8 | 7 | 6 | 180 |
9 | 5 | 16 | 290 |
名前を定義します。
- シート「リスト」を選択します。
- Ctrl+F3で名前定義を起動する。メニュー等からの起動はバージョン毎に違います。
- 「名前」に「データ1」と入力。
- 2007以降の場合、範囲は「ブック」、2003にはありません。
-
「参照範囲」に「=$A$1:INDEX($C:$C,COUNTA($A:$A))」
または、「=OFFSET($A$1,0,0,COUNTA($A:$A),3)」、どちらでも良い。 - 「OK」
ピボットテーブルの設定です。
- ピボットテーブルを起動する。
- テーブル/範囲に「データ1」を入力。F3を押すと名前定義の一覧から選択できます。
- 他の設定はご自由にどうぞ
以上で完成です。
もちろん、ピボットテーブルの「更新」は必要です。
もし、「更新」も自動にしたい場合は、マクロを作成します。ここの下部で簡単に説明しています。
=OFFSET($A$1,0,0,COUNTA($A:$A),3)
また、COUNTAは指定範囲の、空白でないセルの個数を返します。
つまり、A1からC列の入力されているセルの最終セルの範囲を指定しています。
つまり、A1から3列データ行数の範囲になります。
Private Sub Worksheet_Change(ByVal Target As Range)<BR>
Application.EnableEvents = False<BR>
Worksheets(ピボットテーブルのあるシート名).PivotTables(ピボットテーブル名).PivotCache.Refresh<BR>
Application.EnableEvents = True<BR>
End Sub
EnableEvents = Falseを忘れると、イベントが連鎖してしまいます。
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