エクセル入門
DATE関数(年,月,日を日付に)

Excelの初心者向け入門解説
公開日:2013年5月以前 最終更新日:2021-06-24

DATE関数(年,月,日を日付に)


引数の年,月,日を日付を表すシリアル値に変換します。
セルにDATE関数を入力すると、セルの表示形式は自動的に日付形式に設定されます。


DATE関数の書式

DATE(年, 月, 日)

1 ~ 4 桁で年を指定します。

月を表す正または負の整数を指定します。
ただし、返される値の範囲は 1 ~ 12 (1 月から 12 月) になります。

12より大きい数値を指定
指定した年の最初の月に、月引数を加えた月を指定したと見なされます。
月に1より小さい数値を指定
指定した年の最初の月から、月引数の絶対値に 1 を加えた月数を減算した月を指定したと見なされます。

日を表す正または負の整数を指定します。
ただし、返される値の範囲は 1 ~ 31 になります。

指定した月の最終日より大きい数値を日に指定
その月の最初の日に日引数を加えた日を指定したと見なされます。
日に1より小さい数値を指定
指定した月の最初の日から、日引数の絶対値に 1 を加えた日数を減算した日を指定したと見なされます。

DATE関数の使用例

セルA1に2013、セルB1に5、セルC1に15と入っている場合

=DATE(A1,B1,C1) ・・・ 2013/5/15
=DATE(A1,13,C1) ・・・ 2014/1/15(12月の翌月)
=DATE(A1,-1,C1) ・・・ 2012/11/15(0が12月、-1が11月)
=DATE(A1,B1+1,C1) ・・・ 2013/6/15(翌月)
=DATE(A1,B1,0) ・・・ 2013/4/30(前月末日)
=DATE(A1,B1,32) ・・・ 2013/6/1(当月1日の32日後)
=DATE(A1,B1,C1+1) ・・・ 2013/5/16(翌日)

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時間計算で困ったときの確実な対処方法
・日付・時刻のシリアル値とは ・Excelにおける小数の問題 ・どんな時に問題が発生するか ・確実な時間計算方法 ・TIME関数の制限について ・単純化した結論


Officeサポート DATE関数


ワークシート関数一覧
・文字列関数 ・日付と時刻の関数 ・情報関数 ・論理関数 ・検索/行列関数 ・数学/三角関数 ・統計関数 ・財務関数 ・エンジニアリング関数 ・データベース関数 ・アドイン/オートメーション ・キューブ ・Microsoft Office のサポート

ワークシート関数の一覧(2010以降)
・Excel2010で追加されたワークシート関数 ・Excel2013で追加されたワークシート関数 ・Excel2016/Excel2019で追加されたワークシート関数 ・Excel2021で追加されたワークシート関数 ・Excel2024で追加されたワークシート関数 ・Microsoft 365 ・Microsoft「Office のサポート」



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