VBAスタンダード試験対策まとめ
VBAスタンダードの記事を一通り書き終えたので、模擬問題プログラムを再度やってみました、
問題をやってみた感想と、気になった点や、重点的に学んだ方が良さそうな事をまとめておきます。
問題の雰囲気をつかむために、かなり急いで25分くらいでやったのですが、
35問正解/全40問
VBAコードが結構長い物もあって、ちょっとあきてしまったかも。
前回よりは、少し落ち着いてやったのですが、
VBAコードが短めだったせいか、25分くらいで終わりました。
38問正解/全40問
うーん、2問間違ってる、どこで・・・
問題を見直してみたら、
1つは単純に書き間違いしてました。
もう1つは、あー、正に出題者のひっかけに素直に乗ってしまっていた・・・
それにしても、今回のコースは記述が多かったです。
プロパティやステートメントを記述させるってのは、実務で使う上では必要とは思えないのですけどね。
この内容ですと、普段VBAを書いている人以外は、かなり真面目に勉強しないと厳しいかもしれません。
全体として、
記述に対応するためスペルを覚えて書く練習が必要です。
候補表示に頼らずに、タイピングして覚えるしかなさそうです。
各章ごとに、重点的に学んでおいた方が良いと思われる部分を記しておきました。
公式テキストについている模擬問題なので、少しテキスト内容に偏っている感じもしましたが、
やはり、しっかり対策はしておくべきでしょう。
プロシージャ
引数の宣言
値渡しと参照渡し
ByVal、ByRefは、その動作はもちろん、スペルも完璧に覚えて下さい。
サンプルコードを何度も読んで慣れておいてください。
イベント ・・・ 出題範囲から削除されました。
ブックのイベント
シートのイベント
イベントの概念と機能
Worksheetのイベントはしっかり覚える
イベントの種類も多いので、余裕があれば覚えるくらいで良いでしょう。
ステートメント
Do...Loop
For...Eachほか
この3つのステートメントは完璧に覚えておいてださい。
VBEでは自動挿入されるIsも含めて書けるようにしておいてください。
書き方が複数あります。
実務では、1~2個が使えれば十分なのですが、試験にはどれが出るか分からないので、
全ての記述方法を覚えて下さい。
EachとIn
これらは穴埋め問題として出題されやすいので、何も見ずに書けるようにしておきましょう。
関数
どの関数が出題されるか全く予想がつきませんので、一通り覚えて下さい。
実際に書いて動かして動作結果を確認しておきましょう。
エラーへの対処
On Error Resume Next
Errorオブジェクトほか
全て、しっかり覚える必要があります。
穴埋め問題としても出しやすいので、スペルもしっかり覚えて下さい。
むしろ、何も見ずに書く練習をした方が良いでしょう。
APIとOLEオートメーション
OLEオートメーションの使い方
OLEオートメーションの注意点
APIの概念
APIの使い方
概念については、紛らわしい文章に騙されないようにしっかり覚えておきしょう。
項目としては、本編にも書きましたが、
・参照設定
・CreateObject関数
・Declareステートメント
これだけ覚えれば十分です。
変数と配列
動的配列
オブジェクト変数
ユーザー定義型
静的変数やユーザー定義型は、出題されてもかんたんな問題だと思われます。
その分、動的配列とオブジェクト変数に時間をかけて覚えましょう。
変数宣言
Redim
Preserve
Lbound関数
Ubound関数
Split関数
変数宣言の型
Setステートメント
変数の解放
レジストリの操作 ・・・ 出題範囲から削除されました。
レジストリ操作の注意点
レジストリに登録する
レジストリを取得する
レジストリを削除する
レジストリ内の保存場所
SaveSetting、GetSetting、GetAllSettings、DeleteSetting
引数についても、何を指定するかまでしっかり覚えて下さい。
ファイルの操作
ファイルのコピーと移動
フォルダの操作
何が出題されてもおかしくありません。
本編で説明していることは全て覚えておく必要があります。
どのような場合にエラーになるかを覚えておいてください。
ユーザーフォームとメニューの操作 ・・・ 出題範囲から削除されました。
コントロールの操作
メニューとツールバーの操作
以下のプロパティは書けるようにスペルも覚えて下さい。
Caption
Value
Text
ListIndex
ListCount
OnAction
上のキーワードを中心に覚える事を優先した方が良いでしょう。
デバッグの基礎
論理エラーと文法エラー
イミディエイトウィンドウ
ブレークポイント
ステップ実行
論理エラーと文法エラーの違い
イミディエイトウィンドウの使い方
マクロの一時停止方法
ステップ実行の使い方
VBAエキスパート試験対策
模擬問題が、公式テキストの復習的な問題に偏っていると思われるからです。
出題範囲として発表されている範囲で、公式テキストで触れられていない部分多々あります。
とはいえ、公式テキストを超える内容は、どこまでやってよいかが分からなくなってしまいます。
従って、公式テキストの範囲については、90%くらいは正解できるようにしておきたいところです。
VBAエキスパート公式テキスト
こちらは必須として購入した方が良いでしょう。
ちょっと高いなーとは思いますが、
書籍を購入することで、学習用データが提供されています。
・サンプルブック
・VBAエキスパート模擬問題
これらが使えるようになります。
このシリーズでは、テキストを読みながら学習していることを前提とします。
同じテーマ「VBAエキスパート対策」の記事
プロシージャ
イベント
ステートメント(スタンダード)
関数
エラーへの対処
APIとOLEオートメーション
変数と配列
レジストリの操作
ファイルの操作
ユーザーフォームとメニューの操作
VBAスタンダード試験対策まとめ
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記述には細心の注意をしたつもりですが、
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