InStrRev関数
InStrREv関数は、
文字列の中から指定した文字列を最後の文字位置から検索を開始し、
最初に見つかった文字位置を返す文字列処理関数です。
バリアント型 (内部処理形式 String の Variant) で返します。
InStrRev関数
検索先の文字列式を指定します。
検索する文字列式を指定します。
各検索の開始位置を設定する数式を指定します。
引数 start を省略すると -1 が使用され、最後の文字位置から検索を開始します。
引数 start に Null 値が含まれると、エラーになります。
つまり、5と指定した場合は先頭から5文字が対象となり、
先頭から5文字目から前に向かって検索すると言う事です。
文字列式を評価するときに使用する文字列比較のモードを表す数値を指定します。
引数 compare を省略すると、バイナリ モードで比較が行われます。
設定する値については、次の「設定値」を参照してください。
定数 | 値 | 説明 |
使用できません |
-1 | Option Compare ステートメントの設定を使用して比較を行います。 |
vbBinaryCompare | 0 | バイナリ モードで比較を行います。 全角半角、大文字小文字が区別されます。 |
vbTextCompare | 1 | テキスト モードで比較を行います。 全角半角、大文字小文字が区別されません。 |
VBA関数では多くの場合、大文字小文字を区別されます。
従って、InStr関数使用時も、大文字小文字を区別されるバイナリ モードを使う事が多くなります。
LCase関数
最初に見つかった文字位置(先頭からその位置までの文字数)を返します。
InStrRev関数の使用例
P | o | w | e | r | P | o | i | n | t | E | x | c | e | l |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
P | o | w | e | r | P | o | i | n | t | E | x | c | e | l |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
ファイル名には.(ピリオド)が含まれる事がありますので、
後ろから.(ピリオド)の位置を見つける必要があります。
Mid(strName, InStrRev(strName, ".") + 1) ・・・ "xlsx"
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